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清家史郎(せいけしろー)が書いているブログです。
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2022年の振り返り

2022年の振り返りです。

## 要約

- 大変な一年だった
  - 単純に予想外なことが多かった
  - 自分の立ち振舞の拙さゆえ、自分が大変な状態にしてた
  - やってるのではなく、追われている

色々大変そうだな〜って事を書いているけど、  
最初に言っておきたいのが `今の会社のせいじゃない` ってことです。

僕自身が抱え込み癖があり、今の役割にその状況が合わなくなってきたためです。

なんだったらめちゃくちゃ改善に動いてくれた

この投稿自体ポエムですが、読んで頂けるなら、そこをご理解の上読んで頂けると

## 各月での振り返り

### 1月

昨年AWS SA Professionalが思ったよりギリギリでの更新になり  
自分の知識の網羅性を再確認するためにAWSの資格をちゃんと網羅しようと思っていた  
少しずつ試験勉強しつつ下から順番に取得していった  
2つさっと取れたけど、Fusicの責がないやんごとなき理由で、かなり納期が厳しい案件が入ってきた  
やるしかね〜と仕事に集中した

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### 2[Fusic Tech Live](https://youtu.be/NE_FWGYZJUM) AWS1月に舞い込んだ案件の関係したプロジェクトメンバーも他の仕事もあったので、  
3月までゴリッと自分のリソースを取って無理やり終わらせにいってた

自分の仕事は元々ある状態だったが、一旦いろんな事を置いておいてなんとか頑張ってる感じだった

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### 3月

PHPerKaigiもあるしそろそろ落ち着きたいなーと思ってたのだけど、  
年度末進行があったり、AWS APN Immersion Dayで出張してたりで時間がないなーと思いながら  
忙しいのはいいことだなーと思うなどしてた。  
そしたら頭を悩ます出来事が発生してとても大変になった

無理しているなか、予定外の出来事だったのでマジで大変だった

マジで大変だった

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### 4[Fusic Tech Live](https://youtu.be/zMf_Y8VeZsY) 社内システム会

PHPerKaigi2022だった  
事前収録で本当に助かった  

- PHPerKaigi2022
  - [計測ことはじめ 〜アプリケーションを知るために〜](https://speakerdeck.com/seike460/introduction-to-measurement-to-know-the-application)

この頃も色々頭を悩ませていたので、全力でPHPerKaigi出来なかった感触がある  
来年は絶対PHPerKaigiを楽しみたい

まだまだずっと頭を悩ませていた、色んな人に助けられた

色々書こうと思ったけど、思い出すのもアレなので、書かないでおこう。  
自分の記憶には刻まれまくってる

チームにメンバーが増えた、優秀

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### 5月

終わりが見えてきていたが、まだまだ大変だった

上司のケアがとても助かった  
おかげでなんとか持ち堪えられた

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### 6[Fusic Tech Live](https://youtu.be/posqmodR7yg) IoT回

1-5月に予定外の動きをした反動があり、山積みだった事項をひたすら片付けながら、  
Fusicの期末が6月なのもあるので、期末進行していた  
結果半年間全力だなーと思うなどしていた

実際当時の記録を見ると、やっていることの数がすごかった。よくコレさばけたな  
やってた記憶はあるので、やってたのだろう

落ち着きたい反面、半年間登壇の仕込みが出来てなかったので、  
この頃から色々溜まってたネタを整理し始めていた

実際登壇も再開しているっぽい

走りきったのも有り、チームの成績は目に見張るものがあった  
いま振り返ると本当にチームメイトの自主性のおかげだなと思うなどしてる  
もちろん一人一人の特徴はわかってきているので、それに合わせた調整を色々してるのだけど  
状況を自分たちでコントロール出来る、チームの自主性に助けられた半年だった

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### 7月

ここで一瞬気持ちを落ち着けるタイミングがあったようだ  
社内の振り返り投稿にてそんな投稿がある

登壇もポツポツ決まってきていたので、自分の仕事のペースを守って動こうと思っていました  
とはいえ期初という事も有り期初立ち上げの諸々を勧めていたのもあり、バタバタは続いていました

少しチャレンジングな話が来てて、やっていくか〜とワイワイする気持ちの余裕はありそうだった

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### 8[Fusic Tech Live](https://youtu.be/hbODvwW3Glg) AWS Top Engineers回、俺もAWS Top Engineersとして出たかったな

前述のチャレンジングな案件の話が進める中、ペアになってたエンジニアが優秀なので安心だった  
が、優秀ゆえに難易度の高い案件にジョインしており、そちらが大変そうだった

ガッツリコーディングするというよりかはプロジェクトコントロールをやろうと思っていたのだが、  
大変そうだったのも有り、ガッツリリソースとって進めた

久し振りの登壇、現地に行きたかったのだが家庭状況的にいかずリモート参加  
行きたかったな

- PHPカンファレンス沖縄2022
  - [HTTPリクエストの行方 - Laravelがレスポンスを返すまで -](https://speakerdeck.com/seike460/where-does-the-http-request-go_until-laravel-returns-a-response)

HTTPリクエストに興味を持ち始めてたので、その内容についての登壇だった

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### 9月

前半は前述の通り、チャレンジングな案件をなんとかしようと頑張っていた  
やっと優秀なエンジニアが戻ってきそうな雰囲気だったのだが、お子様がコロナ疾患し、本人もダウン  
幸いお互いリモートだったので、僕は問題なし  
メインエンジンになって、自分の仕事は後で追いつくぞ…という感じでリソース集中してた

ある程度形になった段階でPHP Conference Japan 2022がやってきた  
資料はPHPカンファレンス沖縄段階で大枠調べきってたのと、  
同時期にアウトラインを書ききっている段階だったので、なんとかなった  

- PHP Conference Japan 2022
  - [RFC911Xから振り返るHTTPの仕様](https://speakerdeck.com/seike460/http-specification-looking-back-from-rfc911x)

HTTPの仕様面白い、その中で調べたHTTP3がめちゃくちゃ夢のある世界だった  
どこかでHTTP3の話をしたくて仕方がない

チームメンバーが増えた、超努力家

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### 10[Fusic Tech Live](https://youtu.be/hXW49-9y73o) フロントエンド回

なんとか8月から続く案件のリリースが終わった  
ちょっと無理してたけど、すぐさまJAWS Daysの準備をしなければならなかった

- JAWS DAYS 2022 - Satellites
  - [AWSマネージドサービスとのテスタブルなアプリケーションコード](https://speakerdeck.com/seike460/testable-application-code-with-aws-managed-services)

マネージドサービスのテストで考慮すべきことを纏めて話してみた  
僕の興味領域にマネージドサービスは非常に深く関わっているので、向き合い続ける必要がある  
来場して登壇したので、オフラインでのコミュニケーションもめちゃくちゃ楽しかった  
忙しいな〜とずっと思ってたので、一瞬心が回復したと思う

そして諸々でスケジュールが厳しかったので、12月リリースにしてもらっていた案件が、  
社内の戦略の関係で11月にリリースしたいという話に

これは「頑張る」とかでは無理だと社内の若手のメンバーを招集、色々任せてみて案件を進めた  
思いの外レスポンスが良くて、打てば響く感じで教えててすごくワクワクした

とはいえ少し疲れが見えているのが外に出ていたようで、心配される機会が多かった

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### 11月

社内でにゃーんって言ってしまうくらいは疲れていたようだ。  
ここらへんで、今年一年中落ち着いた時期ないなと気づいて、しんどかった覚えがある  
コミュニティ活動は心の支え感もあったので登壇は頑張った  

- AWS Dev Day 2022 Japan
  - [Amazon S3 Selectで実現するサーバーレス高負荷対応サイト](https://speakerdeck.com/seike460/serverless-high-load-site-realized-with-amazon-s3-select)

前述のチャレンジングな案件を形にした登壇  
すごく満足のいくアーキテクチャだったので、気持ちよく登壇出来た  
一つの事例として、いろんな人に試してほしい

- フロントエンドカンファレンス沖縄2022
  - [バックエンドエンジニアが行うSvelte + Vite なフロントエンド構築](https://speakerdeck.com/seike460/svelte-vite-front-end-construction-by-back-end-engineers)

前述の案件で使ったSvelteがめっちゃいいなと感じていたのでパッションで出したプロポーザル  
今後もSvelte使っていきたい。SvelteKitの発表が興味深かったので、どっかで試して導入したいな  
オフライン参加し、楽しい出会いもあり、やっぱりコミュニティいいな〜!って再確認した

仕もはめっちゃしてたようだ。  
8月からの負債と、12月リリースだった案件のリリース短縮によって、大変だった。  
社内の振り返りを見ると、これマジ?って数の仕事をやってる日があった  
多分当時の僕は一つ一つは小さいし…とか思ってたんだろうな

ここから自分の物事の進め方に悩むようになっていた  
自分でなんとかする、なんとかなる、そう思ってたんだけど、  
自分の役割が思ったより広がりを見せていてそれではいろんな事が回らなくなっている

その悩みを上司に相談するようになっていたし、今振り返ってみてもこれは自分の自覚の問題だな

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### 12[Fusic Tech Live](https://youtu.be/pxgmM_P_q3k) AWS re:Invent re:Cap回、来年は行きたい

年末の諸々があったり、今までずっと忙しかったのもあったので意識的に仕事をなくした  
12月リリースの案件を前倒してたのもあり、納期的な追い込まれは一つしかなかったので、  
その案件といままで置いてけぼりにしてしまっていたことと、年末の諸々をやっていた

そんな状況でも普通にフルタイムで働いていたので、いくらでもやることはあるのだろうな

また自分自身の立ち振舞の振り返りだったりをしていた  
自覚はあるのだけど、この状況は `会社が作り出しているものでは絶対にない`  
`自分の立ち振舞いの問題`  
来年の行動に反映しないといつか自分自身がいろんな物事のボトルネック  
いない方がマシという状況になりかねない  
大いに反省しないといけない

ServerlessDays Tokyo 2022 Virtualに運営にも登壇にも加わった

- ServerlessDays Tokyo 2022 Virtual
  - [中小企業開発事例から見るサーバーレス](https://speakerdeck.com/seike460/serverless-from-sme-development-case-studies)

さり気なくホッテントリして嬉しかった

昨今いろいろな話が行われる `サーバレス` というキーワードだが、  
自分自身大切にしているもの、どういうものをしっかり向き合いつつ、  
このキーワードや類似したキーワードに寄り添ってエンジニアリングを行っていくと思う

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## まとめ

### 良かったこと

- 辛い一年だったけど、心を折らずに動き続けた
- 立ち振舞を見直すべきことを強烈に気づけた

### 課題

一言でいうと抱え込み過ぎ(凄い仕事出来ない人みたいだな

今まではなんとかなってたのだろうけど、なんとかならなくなってきている

### 総評

反省の一年、来年は絶対に改善する

皆様今年もお疲れ様でした